(4/1追記) 4/1に公開された、iOS 9.3.1についてもIIJmioがご利用頂けることを確認しています。

安心してください、使えますよ。

本日発売になったiPhone SEと、「9.7インチiPad Pro」1をIIJでも調達して早速動作確認しました。どちらも、無事、IIJmioのSIMで使えることが確認できました。

音声通話対応SIM SMS対応SIM データ通信専用SIM
iPhone SE (A1723)
9.7インチiPad Pro (A1674)
通話・SMSは利用できません

SMSは利用できません

詳細な確認結果はこの記事の末尾に掲載します。

IIJmioでiPhone SEを使う場合っていくらかかるの?

iPhone SEは久々に発売される画面サイズ4インチ台のスマホです。大きな画面サイズをもてあまし気味だった人は歓迎ではないでしょうか。また、もう一つの大きな特徴は、ここ数年に発売されたiPhoneの中ではかなり安価な価格設定でしょう。Appleストアで販売されているiPhone SE(16GB)は52,800円(税別)と、iPhone 6s(16GB)の86,800円(税別)と比べてかなりお求めやすい価格になっています。

では、実際にIIJmioとiPhone SEを組み合わせた場合、どのぐらいの費用がかかるのかを試算してみましょう。参考までに、docomoでiPhone SEを購入した場合の費用も見てみます。

iPhone SE費用試算
iPhone SE費用試算 (クリックで拡大)

表にまとめたとおり、IIJmioではミニマムスタートプランを選択した場合、本体代金と2年間の通信費を合わせて91,200円(税別)でiPhone SEが利用できます。

docomoでiPhone SEを利用する場合は17万円~20万円の費用がかかりますが、この金額には通話料が含まれています(カケホーダイプラン)。IIJmioでは30秒/10円2の通話料が別にかかりますので、この分を計算に入れると、IIJmio(ミニマムスタートプラン)をつかって、毎月平均175分以下の通話しかしない場合、IIJmioの方がdocomoのカケホーダイ+データパックSでの利用よりも支払額を低く抑えることができるようです。

AppleストアでiPhoneを購入する場合には、Appleによる分割払いiPhoneの下取りも利用できます。こういった工夫で支払いを軽減できるかもしれません。

SIM追加・サイズ変更・交換・再発行1000円引きキャンペーン実施中

この機会にお手頃になったiPhoneを検討されている方の中には、SIMサイズの変更や、ファミリーシェアプランのSIM追加が必要な方もいらっしゃるかと思います。IIJmioではSIMの追加・サイズ変更などが1000円引きになるキャンペーンを4/30まで実施中ですので、是非こちらをご利用ください。

キャンペーンの利用に特に手続きは不要です。Webからのお申し込みBIC SIMカウンターのどちらでも対象となります、

iPhone・iPad動作確認一覧

Androidや、その他の端末の動作確認状況はIIJmioホームページをご覧下さい。

iOS 9.3では「Cellular Payload版APN構成プロファイル」をご利用ください。

iPhone

機種 iPhone SE iPhone 6s iPhone 6s Plus iPhone 6 iPhone 6 Plus iPhone 5s iPhone 5c iPhone 5 iPhone 4s
型番 A1723 A1688 A1687 A1586 A1524 A1453 A1456 A1429(GSM) A1387
種別 SIMフリー版
docomo版
SIMフリー版
SIMカードタイプ nanoSIM nanoSIM nanoSIM nanoSIM nanoSIM nanoSIM nanoSIM nanoSIM microSIM
OS iOS 9.3 (13E233) iOS 9.3 (13E234) iOS 9.3 (13E234) iOS 9.3 (13E233) iOS 9.3 (13E233) iOS 9.3 (13E233) iOS 9.3 (13E233) iOS 9.3 (13E233) iOS 9.3 (13E233)
キャリア設定 ドコモ 24.1 ドコモ 24.1 ドコモ 24.1 ドコモ 24.1 ドコモ 24.1 ドコモ 24.1 ドコモ 24.1 Carrier 24.0 Carrier 24.0
3Gでの通信
LTEでの通信 ※4 未対応
VoLTEでの通話 未対応 未対応 未対応 未対応
キャリア名の表示
アンテナピクトの表示 ※2-1 ※2-1 ※2-1 ※2-1 ※2-1 ※2 ※2 ※2 ※2
テザリング ※4 ※4
プッシュ通知(APNs)

APNの設定が行えない機種

iPhone SE/6s/6s Plus/6/6 Plus/5s/5cでは、設定画面からAPNの設定を行う事ができません。Wi-Fiなどでインターネットに接続してAPN構成プロファイルをインストールすることで、APNの設定を行う事ができます。

VoLTEでの通話について

VoLTEで通話できるのはLTEエリア内に限定されます。対応エリア外では自動的に3Gの音声通話に切り替わります。

iPad

機種 9.7インチiPad Pro 12.9インチiPad Pro iPad mini 4 iPad mini 3 iPad Air 2 iPad mini 2 iPad Air iPad 4 iPad mini iPad 3 iPad 2
型番 A1674 A1652 A1550 A1600 A1567 A1490 A1475 A1460 A1455 A1430 A1396
種別 SIMフリー版
docomo版
SIMフリー版
SIMカードタイプ nanoSIM nanoSIM nanoSIM nanoSIM nanoSIM nanoSIM nanoSIM microSIM nanoSIM microSIM microSIM
OS iOS 9.3 (13E234) iOS 9.3 (13E233) iOS 9.3 (13E233) iOS 9.3 (13E233) iOS 9.3 (13E233) iOS 9.3 (13E233) iOS 9.3 (13E233) iOS 9.3 (13E233) iOS 9.3 (13E233) iOS 9.3 (13E233) iOS 9.3 (13E233)
キャリア設定 ドコモ 24.0 ドコモ 24.0 ドコモ 24.0 ドコモ 24.0 ドコモ 24.0 ドコモ 24.0 ドコモ 24.0 ドコモ 24.0 ドコモ 24.0 ドコモ 24.0 ドコモ 24.0
3Gでの通信
LTEでの通信 未対応 ※5 未対応
キャリア名の表示 ※1
アンテナピクトの表示 ※2
テザリング ※3 ※3 ※3 ※3 ※3 ※3 ※3 ※3 ※3 ※3 未対応
プッシュ通知(APNs)

iPadでのAPNの設定について

iPadではAPNの設定が「モバイルデータ通信」「LTE設定」「インターネット共有」の最大三つ表示されます。APN構成プロファイルで設定可能なのは「モバイルデータ通信」のみのため、APN構成プロファイルをインストールした上で、手動で「LTE設定」「インターネット共有」にAPNを入力してください。

  • ※1: SMS対応SIM・音声通話対応SIM(みおふぉん)を利用すると、キャリア名が表示されます。データ通信専用SIMではキャリア名が表示されません。
  • ※2: SMS対応SIM・音声通話対応SIM(みおふぉん)を利用すると、アンテナピクトが表示されます。データ通信専用SIMではアンテナピクトが正しく表示されません。
  • ※2-1: データ通信専用SIMを使用した場合、VoLTEを有効にするとLTEエリアでのみアンテナピクトが表示されます。3Gエリアに移動するとアンテナピクトが正しく表示されません。
  • ※3: APN構成プロファイルをインストールすると、テザリングが設定可能になります。
  • ※4: 「設定」→「モバイルデータ通信」→「ネットワーク」→「インターネット共有」にAPNを設定するとテザリングが利用できるようになります。
  • ※5: iPad 3は、本体に組み込まれている通信モジュールが、国内のLTE網で利用されている周波数に対応していないため、LTEでの通信は行えません。

おことわり

記事執筆時点の実験結果です

この記事でお知らせする内容に限らず、Apple社の製品はiOSのアップデートによって挙動が変わってしまうことが度々発生しています。また、あるiOSで実現していた動作が、想定通りの挙動なのか、想定外の挙動(バグ)なのか、明確ではありません。今回、記事執筆時点で入手できる最新のiOSを用いて実験を行いましたが、今後のiOSのアップデートでもこの挙動が維持されるかどうかは不明です。あくまで記事執筆時点での実験結果としてご覧下さい。

iPhone・iPadのSIMロックについて

SoftBank・auから発売されているiPhone・iPad

2015年5月以前に発売されたiPhone・iPadはSIMロックを解除することができないため、IIJmioのSIMでは利用できません。2015年5月以降に発売されたiPhone・iPadは一定の条件を満たすとSIMロックを解除することが可能ですが、動作確認は行っていません。

docomoから発売されているiPhone・iPad

IIJmioのSIMで利用できます。SIMロックを解除する必要はありません。

SIMフリー版iPhone・iPad

日本の「技術基準適合認定」マークが表示されるものは利用可能です。技術基準適合マークがないiPhone・iPadは、動作確認を行っていません。

iPadは3Gモデル(LTEモデル・4Gモデル)を利用しています

Wi-Fi専用モデルではSIMカードを利用した通信は行えません。

動作の改善について

各種iOS機器について通信機能の改善のご要望をいただくことがありますが、iOSはAppleが開発・提供するるもので、IIJがその内容に関与することはできません。以前よりIIJからAppleに情報提供を続けていますが、該当の情報がiOSに反映されたかの回答はAppleより受け取っていません。

  1. 正式名称はこのように表記するようです。 []
  2. みおふぉんダイアル利用時 []