IIJ編集「インターネット便利帳」が技術評論社Software Design誌の付録に

インターネット関連のインフラエンジニア・プログラマの皆さんにおなじみの、技術評論社の雑誌「Software Design」2017年12月号(11月18日発売)に、IIJが編集した「インターネット便利帳」が付録に付くことになりました。

この「インターネット便利帳」は、もともとIIJがノベルティとして作成したリングノートの巻末に収録されていたものです。今回Software Design誌の付録にしていただくにあたり、リングノートに収録されていた10ページに加えて2ページ分書き下ろしを追加いたしました。また、追加したコンテンツに合わせて全体の構成も変更しています。(合わせていくつか発見されたミスを修正し、最新の情報に更新しています)

Software Design付録版・インターネット便利帳収録内容

(※印は書き下ろし分)

1.
  • 世界地図 タイムゾーン
7.
  • 携帯電話各社の周波数割り当て図
2.
  • ASCIIコード
  • 主要都市間の遅延
  • IPv4 netmask早見表
  • フォネティックコード
  • AS番号
8.
  • HTTP Status Code
  • SMTP Status Code※
  • JSON記法
3.
  • 例示のためのドメイン名・IPアドレス
  • 特殊な用途のIPアドレス
  • 代表的なプロトコル番号・ポート番号
  • 代表的なRFC
9.
  • Markdown/CommonMark記法
  • アプリケーションプロトコル
4.
  • ISOコンテナサイズ※
  • 標準19インチラックサイズ※
  • ドライブベイサイズ※
  • シリアルポート結線図
  • Ethernet結線図
  • L2プロトコル
10.
  • UNIX command syntax
5.
  • パケットヘッダ構造
  • L3プロトコル
  • Wi-Fi周波数割り当て図※
11.
  • バージョン管理コマンド※
  • ディストリビューション毎の管理コマンド※
6.
  • 携帯電話各社の使用周波数
  • ビットレート・データサイズ早見表
  • 日本のPLMN※
12.
  • 正規表現

雑誌(紙媒体)には綴じ込みの付録として。また、PDF版を購読の方には付録部分のみ郵送(送料は編集部負担)で提供されると言うことです。是非、雑誌をお求め頂き、デスクサイドにインターネット便利帳を常備ください。

Software Design 2017年12月号の購入はこちらから

電子版(PDF版)はこちらから
(電子版読者の方でインターネット便利帳を希望される場合、リンク先より技術評論社に送付の申し込みを行ってください)

IIJリングノートを作った経緯

冒頭でもご紹介したとおり、付録の元になった「インターネット便利帳」はIIJのノベルティであるリングノートの巻末コンテンツとして制作されたものです。ビジネス向けの手帳の巻末に、郵便料金の一覧表や西暦・和暦の対応表が収録されている事がありますが、あれのインターネット版だと思ってください。

IIJリングノート2017
IIJリングノート2017

そもそもこんなリングノートを作ることになったのは、IIJエンジニアの一言が発端でした。どうせノベルティを作るなら「にやり」とできるものにしたい。そんな理由で社内のエンジニアに「何か欲しいものはない?」と聞いた結果出てきたのがこのネタだったのです。その後、社内のコミュニケーションツールで取り上げるテーマを募集してみたところ、色々提案が続出……さすがにページ数がいくらあっても足りませんので、その中からいくつかのテーマをピックアップして構成を固め、何人かのエンジニアで分担して執筆を行いました。

ところで、インターネット便利帳の中で取り上げることにしたテーマ、ただそれっぽいものを並べただけではありません。物理的な事象・規格から論理的な規格や規約まで、取り上げているのは、IIJのエンジニアが普段の業務の中で関わる様々な技術に関する事柄なのです。つまり、このリングノート・便利帳を手に取って頂くことで、IIJが扱っている技術の幅広さを感じて頂きたい、そんな想いを込めてテーマの編纂を行っていました。

今年の3月に制作したノートを社内で配布してみると、大好評。さらに社外イベントやお客様への配付でも、おかげさまで好評を頂いています。エンジニアの方にはもちろん、技術系以外の方にも「よくわからないけど面白い」「むしろよくわからないのがIIJっぽい」などとご評価頂けているようです。

そして、そんな評判がSNSを通して技術評論社Software Design編集部へと届き、今回のコラボレーションへとつながったわけです。まさかこんな陽の当たる表舞台へ出ることになるとは、関係者一同思いもよりませんでしたが、これをきっかけに皆さんにIIJとIIJが取り込む技術のことを知って頂ければと考えています。

※なお、IIJのノベルティとしてのリングノートも配付継続中です。イベントなどで見かけましたら是非受け取ってください。


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