IIJmioご利用者のSIMにも「docomo」の文字

MVNOをご利用の皆様にはおなじみのSIMカード。IIJmio高速モバイル/D(みおふぉん)をご契約頂いた際にもSIMカードをお渡ししていますが、こちらには「docomo」と印刷が入っています。

IIJmioでお渡ししているSIMカード
IIJmioでお渡ししているSIMカード 裏面(右)のシールはIIJが貼り付け。

これは、IIJmioのMVNOサービスでは、携帯通信網としてdocomoの3G・LTEネットワークを利用しているためです。現在のMVNOの仕組み上、MVNOが自らSIMカードを発行することはできません。このため、MVNOはMNO(IIJmioの場合docomo)から携帯通信網を借りると共に、SIMカードの提供も受けています。

これはSIMカードのベースになっている「ICカード」の提供を受けているだけではありません。皆さんのお手元に届いた電話番号書き込み済みのSIMカードは、名実ともにdocomoが発行したものなのです。MVNOは利用者からの契約を受け付けると、MNOの顧客管理システムにアクセスし、SIMカード発行の手続きを行います。そして、MNOの管理システムを使ってSIMカードにデータを書き込み、利用者の方にお届けしています。この作業は、形式的にはMVNOがMNOのSIMカード発行作業を代行しているという形になります。

皆様へのお渡し時に表面は特に加工をしていないため、「IIJmioを契約したのにdocomoって書いてある」と不思議に思われた方もいらっしゃるかと思いますが、このような事情によるものです。なお、SIMカードの裏面には問い合わせ先としてdocomoの電話番号が印刷されているのですが、MVNO利用者のサポートはこちらでは受け付けていません。混乱がないように、IIJmioではこの部分にシールを貼り付けることで電話番号が見えないようにしています。

こういった「SIMの開通作業」についての詳しい話を、2015年10月に開催したIIJmio meeting 9でご紹介しました。こちらも合わせてご覧ください。

IIJmioご利用の皆様にお渡ししているSIMカードは、docomoが発行するものの中でも「バージョン4」「バージョン5」と呼ばれるものです。それぞれ、通称で「赤SIM」「ピンクSIM」と呼ばれているのは、カードの券面のデザインに由来しています。それぞれ若干の違いはある1のですが、IIJmioのサービス範囲内ではどちらも同じようにご利用いただけますので、特に区別せず取り扱っています。現在はバージョン4(赤SIM)の在庫は少なくなっているため、新規に発行するSIMはほぼバージョン5(ピンクSIM)での提供となります。

docomo UIMカード バージョン4(左)・バージョン5(右)
docomo UIMカード バージョン4(左)・バージョン5(右)

MVNO専用SIM

そんなIIJmioのSIMですが、今後デザインが変更される予定です。というのも、SIMの供給元であるdocomoがMVNO向け専用のデザインのSIMを供給することになったためです。この話は、10月28日に開催された携帯電話の料金その他の提供条件に関するタスクフォース(第2回)で発表されています。

この、docomoが提供する「MVNO専用SIM」は、実はデザイン(印刷)が変わっただけで、中身は「バージョン5」(ピンクSIM)と全く違いはありません。発表直後に「MVNO専用に機能が異なるSIMが提供されるのでは?」という憶測が出たりもしましたが、それは誤解です。

このMVNO専用SIMは、表面は真っ白、裏面にも連絡先は印刷されておらず、docomoの名前は一切入っていません。ある意味とてもシンプルです。

docomo MVNO専用SIM
docomo MVNO専用SIM

今後、docomoがMVNOに供給するSIMはすべてこちらに切り替わると言うことです。docomoからの供給は12月に開始すると発表にもありましたが、MVNO側に従来のSIMも多少在庫が残っているため、利用者の皆さんにお渡しするSIMの入れ替わりは徐々に進んでいくことになるでしょう。販売店舗によっては暫く従来のデザインのパッケージが残るかもしれません。2


「真・痛SIM」やっちゃいました

ところで、今年の3月にIIJはコミケットスペシャル6に出展して「痛SIM」を販売いたしました。業界のイニシアティブをとるべく準備された企画ですが、残念ながらこのときはイラストが入ったのはパッケージのみで、SIMカード自体はdocomoの柄のままです。画竜点睛に欠くことは当時から気づいていたのですが、その時点では良い解決策がありませんでした。

ところが、いざ企画を公開し、改めて「SIMカードはdocomo柄のままなんだ」という指摘を受けてみると悔しさがこみ上げてきます。また、8月のコミックマーケット88では「イラストが印刷されたSIMカード(但し日本国内では使用できない)」を販売するサークルさんが現れるなど、弊社のイニシアティブが揺らぎかねない状態となりました。

そこで、2015年冬のコミックマーケット89では、色々工夫を凝らしましてSIMカード自体にイラストを入れられる目処が立ちました。これぞ「真・痛SIM」です!

真・痛SIM イラストは左より、鈴平ひろ・魔太郎・ねとらぼ「ITちゃん」コラボ
真・痛SIM イラストは左より、鈴平ひろ・魔太郎・ねとらぼ「ITちゃん」コラボ

この痛SIM、もちろん実際に使用できます。今回は「IIJmioプリペイドパック(500MB)」として1枚3,000円(税込)で販売します。珍しいSIMに興味のある方は、是非お買い求めください。3種類の絵柄を用意しています。

余談ですが、今回用意したのはnanoSIMのみです。SIMの金属端子の周辺には印刷が困難で、microSIM・標準SIMは端子の周辺の余白が大きいため印刷されてない箇所が目立ってしまうので製作を断念しました。また、SIMの「裏面」(端子部と反対)に印刷することも考えましたが、裏面にはSIMのID(ICCID)や管理用のバーコードが印刷されているため、こちらも断念しています。

コミックマーケット 89 IIJmio出展概要

開催日時:
2015年12月29日(火)~31日(木) 10:00~17:00 (最終日は16:00終了)
会場
東京ビックサイト 企業ブース 312 (西4ホール)
主催
コミックマーケット準備会、有限会社コミケット

※内容に関して変更や中止となる場合があります。また、混雑時や荒天時等、安全が確保できないと判断した場合、 列の作成を一時停止や中止したり、列を解消することがあります。

※コミックマーケット89では徹夜が禁止されております。

詳しくは、コミックマーケット89 IIJmio ブースのご案内をご覧ください。

イベント限定です

このようなイラスト入りSIMはイベント限定での販売となります。今回はイレギュラー対応で少数のSIMを制作すると言う前提で実現したものです。しかしIIJの普段の取り扱い枚数を考えると、通常商品としてイラストやその他のマークを入れることは現実的ではありません。3ということで、今後IIJmioのSIMカードが切り替わったとしても、表面は白紙のまま、イラストは入りません。こちらはくれぐれもご了承ください。

それだけに、今回のイラスト入りの痛SIMは貴重です。是非、この冬のコミケでお買い求めください。

  1. NFC対応おサイフケータイのための情報が書き込まれているのはバージョン5以降 []
  2. 業務の都合上○日から切り替えます、というアナウンスは行いません。また、デザインを指定しての新規契約やSIM再発行も承ることはできません。 []
  3. もっと規模が小さいMVNOであればできるかもしれませんが []

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