クーポン切り替えアプリ制作者募集!
IIJmio高速モバイル/Dではクーポンを消費する高速通信と、クーポンを消費しない低速通信(最大200Kbps)を切り替えることができます。クーポンのON/OFFが自分の好きなタイミングでできて、節約モードでも大盤振る舞いモードでも自分のスタイルで利用できるのがIIJmioの推しポイント。ということで、スマホからクーポンのON/OFFを簡単に切り替えることができるIIJ公式アプリ「みおぽん」(Android用/iOS用)を提供しています。1
今回公開したのは、このみおぽん相当の機能を提供するAPIです。アプリ開発者の方は、IIJmioのWebサイト上で登録を行うだけで、クーポンのON/OFFや、現在の状態を取得して動作するアプリを開発することができます。
実は、今までにもクーポンのON/OFFやその他の機能を持った便利アプリを独自に開発し、Google PlayやApp Storeで公開されている方がいらっしゃいました。作者の皆さんは、どうやらIIJmioホームページのHTMLを頑張って解釈して情報の取得やON/OFFの操作をしているようなのですが、動作が安定しなかったり、メンテナンスが大変だったりしたと思います。今回公開するAPIは、アプリからの操作を前提としたもの(REST的API)ですので、今までより確実に操作ができるようになります。
APIでどんなことができるの?
細かい話はみおぽんAPI仕様書に書かれているので、ここではざっくり概要を紹介します。
1. クーポンON/OFF
これができなければ話になりません。契約中の任意のSIMカードのクーポン利用をON/OFFできます。
2. クーポン残量確認
毎月付与されるバンドルクーポン、追加購入したクーポン、それぞれどれだけ残量があるか、利用期限はいつまでかを確認できます。また、各SIMの現在のクーポンON/OFFや、規制中かどうかも確認できます。
3. 過去30日分の通信量確認
どれだけデータ通信をしたのかを、一日単位で過去30日分にわたって確認することができます。クーポンON/OFFそれぞれの通信量がわかります。
サンプルアプリ 「みおぽん(オープンソース版) 」
API利用のサンプルとして、必要最低限の機能を実装したサンプル「みおぽん(オープンソース版) 」のソースコードを用意しました。(Android用)
- zipファイルでダウンロード OpenMiopon20131220.zip
Androidアプリのビルド環境がある方は、このソースからビルドすることでサンプルのアプリケーションを試すことができます。ZIPファイルに含まれているデベロッパIDはみおぽん(オープンソース版) 開発者のものです。このコードを参考にアプリを開発する方は、使用許諾規約に同意の上でご自身のデベロッパIDを取得してください。
なお、パッケージはAndroid用ですが、iOSアプリやブラウザ版の開発にも参考になると思います。
アイデア色々、アプリ開発者の方のお力をお貸し下さい
以上のように、API自体は極めてシンプルです。あとはこれをどう組み合わせて便利なアプリに仕立てるか。例えばこんなアプリを作ることができるかもしれません。2
- クーポンの残量を表示するウィジェット
- 特定のアプリを実行中に自動的にクーポンのON/OFFを切り替えるアプリ
- クーポンの残量が事前に設定した量になると、自動的にクーポンをOFFにするアプリ
- データ通信の利用状況を記録してグラフにしてくれるアプリ
- クーポンの残量が少なくなると、追加購入をToDoに自動登録してくれるアプリ
- などなど……
単体のアプリではなくても、スケジューラーのような他のアプリに「みおぽん連動機能」として埋め込むのも面白いかもしれないですね。
みおぽんの公開後、「こんな事ができたら良いのでは?」というアイデアをみなさんから色々頂きました。そういったご意見をないがしろにするつもりは無いのですが、私たちだけですべてのご要望にお応えできるかというと、残念ながら難しいです。そこで、今回このような形で皆さんにアプリを作って頂く事ができるような仕組みを用意することになりました。アプリ開発者の皆さんのお力をお借りできれば嬉しく思います。
ご案内
- 引き続きIIJ公式アプリとしてみおぽん(Android用/iOS用)を提供します
- みおぽん以外のアプリ(非公式アプリ)は、IIJmioの窓口ではお問い合わせにお答えできません