iPhone・iPadに関する情報はIIJmio高速モバイル/D iOS別 iPhone・iPad動作状況にまとめています。(最新の情報に合わせて更新しています)

記事初出時(2013/9//20)は、「IIJmioではLTEでの通信は行えない」と表記していましたが、その後の調査で「SMS対応SIMであればLTEの通信が可能」ということがわかりましたので、本文もそのように改訂いたしました。(青字の部分)また、SIMフリー版iPhone 5s/5cでもIIJmioを利用できます。

docomo版iPhone 5s・iPhone 5cでIIJmio高速モバイル/D使えました (ただし3Gのみ)SMS対応SIMならLTEも使えます

みなさんご注目かと思いますので、先に結論を掲載します。

9/27追記: iOS 7.0.2がリリースされました。各機種とも動作状況はiOS 7.0と変化ないようです。(参考Tweet)

機種 iPhone 5s iPhone 5c
型番 A1453 A1456
種別 docomo版
SIMカードタイプ nanoSIM nanoSIM
OS iOS 7.0.1(11A470a) iOS 7.0.1(11A470a)
3Gでの通信 ○ ○
LTEでの通信 通信できず
SMS対応SIMなら通信可能
通信できず
SMS対応SIMなら通信可能
キャリア名の表示 ○ ○
アンテナピクトの表示 表示されず(0本) 表示されず(0本)
テザリング × ×
プッシュ通知(APNs) ○ ○

設定はAPN構成プロファイル必須

docomo版iPhone 5s・5cでは、設定画面からAPNの設定を行う事ができません。報道などで「(docomoの)SPモードしか利用できない」と伝えられていたのはこのことだと推測されます。

ですが、Wi-Fiなどでインターネットに接続してAPN構成プロファイルを読み込ませることで、APNの設定を上書きすることができました。これでIIJmio高速モバイル/Dを利用する事ができます。

キャリア名は”docomo”と表示されるようです。また、アンテナピクトは”○○○○○”つまり、「0本」の状態です。この状態でデータ通信が行えています。また、SMS対応SIMを使用した場合は、アンテナピクトが正しく表示されます。

3Gは利用可能・LTEは利用不可SMS対応SIMならLTE利用可能

ハードウェア的にはdocomoのLTE網に対応していますが、残念ながらIIJmioのSIMではLTEに接続することができませんでした。3G(WCDMA)のみでの利用となります。SMS対応SIMを利用している場合は、LTEが利用できるようです。

結果自体はiPhone 5と同様ですが、iPhone 5では表示されていなかった「LTE回線を使用」トグルスイッチが表示されています。これをONにする事もできますが、端末上で確認しても、交換機側で確認しても、3Gでしか接続されませんでした。

テザリングは利用不可

「インターネット共有を設定」をタップすると「このアカウントで”インターネット共有”を有効にするには、ドコモに問い合わせてください」と表示され、設定できませんでした。残念ですが、今のところ回避方法は見つかっていません。

所感

発売前に様々な噂話が流れていましたが、実機を見るまでは断定できないということで、発売日朝から社員がショップに並んで端末を調達いたしました。1

結果、限定的ではありますが、一応IIJmioでも通信できることが判り、思わず安堵の息をついてしまいました。

いままでiPhone・iPadは「海外で発売されているSIMフリー版」という特殊な入手経路の端末のみがIIJmioで使えたわけですが、正規に国内流通している端末でも利用できるようになり、少し状況が改善したように思います。高価な端末ですし、キャリアとの通信契約とセットのみの販売ですから気軽に入手できると言うわけではありませんが、暫くすれば中古販売などでもある程度流通するようになるのではないかな、と思っています。

一方、いくつかの販売店では海外で販売されているSIMフリー版の並行輸入が予告されているようです。これらの端末が、周波数や認定的に国内で使えるかどうかまだわかっていませんが、IIJでも情報収集を行い、可能なら動作確認もしてみたいと考えています。

おことわり†

下記の事項について、あらかじめご了承下さい。

記事執筆時点の実験結果です

この記事でお知らせする内容に限らず、Apple社の製品はiOSのアップデートによって挙動が変ってしまうことが度々発生しています。また、あるiOSで実現していた動作が、想定通りの挙動なのか、想定外の挙動(バグ)なのか、明確ではありません。

今回、記事執筆時点で入手できる最新のiOSを用いて実験を行いましたが、今後のiOSのアップデートでもこの挙動が維持されるかどうかは不明です。あくまで現時点での実験結果としてご覧下さい。

iPhone・iPadのSIMロックについて

SOFTBANK・auから発売されている、iPhone・iPadはSIMロックを解除する事ができないため、IIJmioのSIMでは利用できません。docomoから発売されたiPhoneはSIMロックを解除しなくてもIIJmioで利用可能です。

海外で販売されているSIMフリー版のiPhone・iPadは、周波数などの条件が合致している端末が利用可能です。(本blogの記事をご覧下さい)

動作の改善について

各種iOSデバイスについて、「○○の動作を△△して欲しい」というご要望を頂く事があります。IIJでは以前よりApple社に対して情報提供を続けていますが、それぞれの件がiOSに反映されるかどうかの返答は受け取っていません。今後iOSの更新がどのように行われるかはIIJではわかりかねます。

本日の関連コンテンツ

  1. IIJmioのチームからも人を出していたのですが、それとは別に個人的に並んでいた社員からも検証機の提供がありました。 [↩]