iPhone 6/6 PlusでもIIJmioのSIMは使えます

昨日のiOS 8に続き、今度は新機種です。IIJでも本日発売のiPhone 6/6 Plusを入手して、早速動作確認を行いました。iPhone 5s/5cと同じく、テザリングも含めて一通りの機能が利用できるようです。

iPhone 6/6 Plusは、本日から各地のAppleストアでSIMフリー版が発売されています。iPhone 5s/5cの時は、最新のiPhoneを発売日に入手するには3大携帯電話会社(docomo・au・SoftBank)の通信サービスを契約(もしくは機種変)する必要があり、最新機種をIIJmioで使うのはハードルが高いと感じていました。iPhone 6/6 Plusは3大携帯電話会社と同じタイミングでSIMフリー版が発売されることになり、この機会にIIJmioとセットで購入するというのも現実的な選択肢になっています。

もちろん、IIJmioはMNPの転入にも対応していますので、今まで使っていた電話番号をそのままに、IIJmioに移行することも可能です。

iPhone 6/iPhone 6 Plus対応状況

発売済みの機種のiOS 8対応については、昨日の記事で紹介しています。

以下の情報はこの記事執筆時点のものです。記事公開後のアップデートは、別ページ(IIJmio高速モバイル/D iOS別 iPhone・iPad動作状況)にまとめていますので、そちらを参照して下さい。

9/22 15:30 追記

下記表中の※4を修正しました。通信が不安定になるのはデータ通信専用SIMの時のみで、SMS対応SIM・音声対応SIM(みおふぉん)を利用する際には安定するようです。

iPhone

機種 iPhone 6 iPhone 6 Plus
型番 A1586 A1524
種別 SIMフリー版
docomo版
SIMカードタイプ nanoSIM nanoSIM
OS iOS 8(12A365) iOS 8(12A366)
キャリア設定 ドコモ 17.0 ドコモ 17.0
3Gでの通信 ※2 ※2
LTEでの通信 ※2 ※2
キャリア名の表示
アンテナピクトの表示 ※1 ※1
テザリング
プッシュ通知(APNs)

iPhone 6/6 Plusについて

iPhone 6/6 Plusでは、設定画面からAPNの設定を行う事ができません。Wi-Fiなどでインターネットに接続してAPN構成プロファイルをインストールすることで、APNの設定を行う事ができます。

  • ※1: SMS対応SIM・音声通話対応SIM(みおふぉん)を利用すると、アンテナピクトが表示されます。
  • ※2: データ通信専用SIMでは、通信ができるようになるまでに非常に時間がかかることがあります。

クーポン大幅増量!

昨日プレスリリースで発表したとおり、10月1日よりIIJmioのプランが改定され、毎月のバンドルクーポンが大幅に増量されます。

IIJmio クーポン増量
IIJmio クーポン増量
  • 既にご契約中のIIJmio高速モバイル/Dにも、自動的にこの改定が適用されます。
  • IIJmioウェルカムパック for イオン・BIC SIM・ELSONIC SIMの各パッケージをご利用の方にも適用されます。
  • バンドルクーポンの付与は毎月1日に行われます。処理の都合で日付が変わって暫くしてからの反映になる場合があります。
  • クーポンの残量はIIJmioのWebやアプリ(iOS用みおぽんAndroid用みおぽん)で確認できます。

クーポンを使う事で高速通信(速度制限無し)が可能になります。さらに、クーポンをONにしている間は「3日間で366MB以上通信した場合に行う通信規制」の対象外になります。1増量されたクーポンをうまくご活用下さい。

クーポン増量に伴い通信品質が悪化するのではないかという不安を感じている方もいらっしゃるかと思います。IIJでは通信設備の増強を継続的に実施しており、今回の増量も考慮した計画を立てています。今後も快適な利用ができるように、注意を払ってゆきます。

IIJmioでSIMフリー版のiPhone 6を使うといくらかかるの?

さて、この改定で最も安い「ミニマムスタートプラン」でもクーポンが2GBになり、3大携帯電話会社のパケットパックの最小プラン(2GB)とそろうことになりました。そこで、iPhone 6 16GBを例に、IIJmioと3大携帯電話会社の料金を比べてみたいと思います。

iPhone 6 16GB価格比較
iPhone 6 16GB価格比較

3大携帯電話会社(docomo・au・SoftBank)のスマートフォン向けプランは、最小構成では同じ値段になります。また、iPhone 6 16GB本体の値付けは各社微妙に異なりますが、24ヶ月同じ端末を利用する場合は、割引により「実質負担額」が0円になりますので、24ヶ月の総支払額は同じ額になります。

通話料やキャンペーン、その他の施策まで考慮すると、IIJmioが圧倒的に有利というわけではありません。ですが、誰もが長時間電話するわけではありませんし、キャンペーンを利用できるわけではありません。そういったケースでは、SIMフリー版iPhone
とIIJmio「みおふぉん」の組み合わせもご検討いただければと思います。

費用の比較についてご注意いただきたいこと

各社は国内通話料無料(基本料金に含む)プランであるのに対し、IIJmioは通話料が別であることに注意してください。通話を長時間行う方は、料金が逆転する可能性があります。また、コンテンツサービスなど、IIJmioでは提供していないサービスが利用できる場合もありますので、そういった周辺サービスに魅力を感じていらっしゃる方は、ご留意ください。さらに、各社の乗り換えキャンペーンや端末の下取りキャンペーンなどの施策を利用できる場合は、その分総支払額が少なくなります。ご検討の際には、必ずご自身の事情に合わせた費用の計算を行ってください。

おことわり

記事執筆時点の実験結果です

この記事でお知らせする内容に限らず、Apple社の製品はiOSのアップデートによって挙動が変わってしまうことが度々発生しています。また、あるiOSで実現していた動作が、想定通りの挙動なのか、想定外の挙動(バグ)なのか、明確ではありません。今回、記事執筆時点で入手できる最新のiOSを用いて実験を行いましたが、今後のiOSのアップデートでもこの挙動が維持されるかどうかは不明です。あくまで記事執筆時点での実験結果としてご覧下さい。

iPhone・iPadのSIMロックについて

SOFTBANK・auから発売されているiPhone・iPad

SIMロックを解除することができないため、IIJmioのSIMでは利用できません。

docomoから発売されているiPhone・iPad

IIJmioのSIMで利用できます。SIMロックを解除する必要はありません。

SIMフリー版iPhone・iPad

日本の「技術基準適合認定」マークが表示されるものは利用可能です。

技術基準適合マークがないiPhone・iPadは、動作確認を行っていません。

iPadは3Gモデル(LTEモデル・4Gモデル)を利用しています

Wi-Fi専用モデルではSIMカードを利用した通信は行えません。

動作の改善について

各種iOSデバイスについて、「の動作を△△して欲しい」というご要望を頂く事があります。IIJでは以前よりApple社に対して情報提供を続けていますが、それぞれの件がiOSに反映されるかどうかの返答は受け取っていません。今後iOSの更新がどのように行われるかはIIJではわかりかねます。


  1. クーポンONで行った通信は、通信規制の積算対象外になります。また、通信規制が発動した場合でも、クーポンをONにすると通信規制の影響を受けずに高速通信することができます。 []

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